章 沙娟(ショウ サエン)ゼミ
Zhang Shajuan seminar

活動内容

為替レートの影響が、プラスに作用するのか、マイナスに作用するのかは、一概には言えません。一般的には、円高になると、輸入型企業の業績が向上し、輸出型企業の業績が悪化すると考えられます。このゼミは、為替レートの変動は企業のパフォーマンス（輸入数量・価格、輸出数量・価格、収益、雇用など）にどのような影響を及ぼすか、どのような企業がより大きく為替レートの影響を受けるかといった問題に興味を持つ学生を募集します。

年次ごとの活動

3年間の活動スケジュールは以下の通りです。

演習１（2年次通年）

• 演習1の前期では、決まった（英文）教科書に沿って国際経済学の専門知識を英語で学びます。
• 演習1の後期では、主にデータ分析に必要な理論ツールである計量経済学とデータ分析ソフトであるStataでのデータの処理仕方を学びます。そして、英語勉強の一環として、Economistという英文雑誌にある記事（具体的な内容は担当者が自由に決める）を英語で10分～15分程度報告してもらいます。
• 2年次の夏休みに（海外）合宿を予定しています。

演習２（3年次通年）

• 演習2の前期では、各グループの研究テーマに関連する文献を読んでもらい議論します。それと並行して、各自の研究に必要なデータの収集・処理を進めます。
• 演習2の後期の前半では研究結果の報告・分析、プレゼンテーション大会の発表練習を行い、後半では、英語でのコミュニケーション能力を向上させるために、英文雑誌「Economist 」にある記事を読んで、英語で議論します。
• 3年次の夏休みに（海外）合宿を予定しています。

演習３（4年次半期）

• 自分の関心があるテーマに関して、個人が単独で研究を行ってもらいます。

ゼミ紹介

本ゼミは、国際経済学(主に国際金融)の理論と実証分析の手法を学び、データ分析能力を身に着けることと、将来グローバル企業で働くための英語でのコミュニケーション能力を修得することを目的とします。ゼミで使用する言語は英語をメインに、日本語も併用します。