和田 光平ゼミ
Kouhei Wada seminar
演習テーマ『少子高齢化・人口減少時代のマーケティングと地域戦略』
演習テーマ『少子高齢化・人口減少時代のマーケティングと地域戦略』
少子化や高齢化、人口減少などの人口動向は、企業のマーケティングには大きな影響があります。また、地域活性化のためのエリアマーケティングや地域振興にとっても人口分析は重要です。このゼミでは、人口統計、経営学、社会学、地域政策など幅広い観点からアプローチして、マーケティングやソーシャルビジネス、地域振興戦略などを勉強し、各種のビジネス提案型コンテスト(CVGキャンパスベンチャーグランプリ、マイナビ課題解決プロジェクトなど)に参加したり、地方自治体(八王子市・大学コンソーシアムなど)へ地域政策を提案したりします。
授業ではマーケティングや経営戦略、統計分析などを学んだ後、チームを組んでビジネスモデルの創発、地域の振興戦略などを考えていきます。そのときに討論形式などのアクティブラーニングでさまざまな問題を発見し、その解決策、改善案を議論したり、独自の提案や戦略を考えたりすることを通じて、自分自身で考え、相手に伝える力を養うということが和田ゼミ最大の特長です。卒業後もゼミで身につけた力を仕事や社会生活で活用することを目指しています。
夏休みに2・3年生合同のビジネスモデル・プレゼン合宿があり、そこには4年生やOB・OGなどもアドバイザーとして参加します。合宿では勉強だけでなくバーベキューやスポーツなどで親睦を深めます。年度末の春休みには、2年生はビジネスモデル強化合宿をします。ゼミの公式Xからもわかるように、和田ゼミは勉強だけでなく遊びにも積極的で、ふだんの懇親会の他、レジャー施設(TDLなど)やライブに行ったりスポーツをしたりして楽しんでいるようです。
また、クリスマスパーティー、就活相談会、スポーツ大会(今年度のゼミ連主催ドッジボール大会では和田ゼミチームが優勝・準優勝を独占)など全学年合同のゼミ内企画も徐々に再開しており、学年を越えた縦のつながりも強いです。ゼミ生の人数は多いですが、和田ゼミが大学生活の中心軸となって、学びも遊びも全力でやり切ったという一生の仲間ができると良いですね。
中央大学主催の全学ビジネスコンテスト野島記念BusinessContestでは毎回のように決勝に進出して、これまでに優勝2回、準優勝3回の実績です(QRコード先を参照)。最後の大会となった2021年では準優勝と野島賞(特別賞)を受賞しました。
学外においてもマイナビ主催のビジネスプレゼンテーション大会「My Future Campusアイデアソン」において優勝するなどの実績があります。昨年度の実績としては、「大学コンソーシアム八王子」の学生発表会では3年連続入賞して昨年度は『八王子市長へ直接提案』において優秀賞に輝きました。また、「りそな・EXPO2025 SDGsアイデアコンテスト」のファイナリストに選出され、JA全中が協賛する「アグリカルチャーコンペティション」では、中央大学のチームとしては唯一、実践的研究分野において審査員特別賞に選ばれました。
実際の倍率がどうなるかはわかりませんが、応募しなければもちろん受かりません。無理かなと思いながらも応募してみたら、和田ゼミに合格したという話をよく聞きます(参照:和田ゼミ(中央大学)公式X)自分自身の素直な気持ちでゼミを選び、予想倍率などは気にせず、自信をもって応募してください。所属学科や履修科目、成績なども合否には直接関係ありません(GPAが低いひとも多く合格しています)。
入ゼミ選考では、簡単な面接と、ゼミ授業を想定したグループディスカッションをしますが、マーケティングの知識は一切不要です。和田ゼミでは暗記型の教科学習や筆記試験が苦手でも、チームで協働する力やコミュニケーション能力、考え抜く力を重視しています。ユニークな着眼点、切れ味の良い発想、安定したロジック、議論の真摯な態度、傾聴力などを見ています。
実際の授業でも、自由でリラックスした雰囲気のなか、議論の楽しみを知ることになるでしょう。入ゼミの合否は担当教員(和田)とゼミ長数名が相談しながら決めます。合格者数は30名程度を想定していますので、応募者数が多くても、実は倍率自体はあまり高くなりません。2次募集は応募状況次第ですが、例年、1次募集で枠は埋まりますので2次以降は実施していません。
ゼミでは原則としてチームでの活動となりますが、大学院進学や早期卒業を希望するゼミ生には、チーム活動とは別メニューで、個人的に専門文献研究などを適宜指導し、円滑な大学院入学と進学後の研究活動に向けてサポートします。一昨年には早期卒業制度により3年次で学部を卒業し、そのまま和田を指導教授として大学院に進学した例があり、そのゼミ生は「優秀演習論文経済学部長賞」も受賞しました(写真参照→ 大学院進学:「優秀演習論文経済学部長賞」受賞)。また今年度も和田ゼミから1名、学内特別選考により和田を指導教授として大学院(中央大学経済学研究科)へ進学しています。
なお、和田が主に指導できる専門分野としては、人口統計学、人口経済学、人口政策論、GIS(地理情報システム)、マーケティング・サイエンス(主にモデルや統計分析)などです。
両立できるかは本人次第です。ゼミ活動には授業時間以外にもかなりの時間が必要とされますが、現在も陸上競技部や男子ラクロス部、硬式庭球部など学友会の体育連盟や文化連盟などに所属する和田ゼミ生も多くいるほか、学外でもスポーツ・文化活動をしながらゼミを両立しています(写真参照→「全日本学生スカッシュ選手権大会4位」の現役和田ゼミ3年生)。これまでにもオリンピック級のアーチェリー選手や吹奏楽部などの部長もいましたが、プレゼン大会で優勝したり、立派に演習論文をまとめたりしました。
和田ゼミでは、公式の大会や試合、発表会などであれば、授業は公欠扱いとします。公務員や資格試験についても、これまでに国家一般職、東京都庁、東京特別区、八王子市役所といった国や各自治体など公務員試験にも合格し、多くの公務員も輩出していますし、税理士や米国CPAの資格や教職を取るゼミ生もいました。また、現役時代から個人や共同で起業したり(現役の和田ゼミ3年生にTOPICO株式会社の共同創業取締役COOもいます)、モデルや俳優、芸人(吉本興行所属)などの芸能活動をしたりするゼミ生もいましたので、やはり結局は時間の使い方次第であると思います。
コロナも明けましたので、OB・OG会の開催を計画しています。OB・OG会長は株式会社パーソルプロセス&テクノロジーの松村正太郎さん(第1期ゼミ長)です。2025年度に入る皆さんは和田ゼミ 24期生になります。和田ゼミOB・OGも各界で活躍しており、現役ゼミ生によるOB・OG訪問など、和田ゼミの多様なOB・OGとのネットワークは就活や卒業後の仕事に生かされています。
和田ゼミ「限定」で、有名企業の人事担当者や、和田ゼミOB・OGによる就職説明会やセミナーなども適宜実施しています。また企業の経営者に講義していただくこともあります。最近は通年採用も進んできていて、できるだけ早期に優秀な学生(ゼミ生)を少しで確保したいという動きにもなっていて、このような企業関係者とゼミとの繫がりが実質的なリクルート活動となることもあります。
また、就活の面接ではゼミ活動が話題になりやすく、和田ゼミでの実践的なビジネススキルやマーケティングの知識、アイディアの発想力やコミュケーション能力なども高く評価されているようです。和田ゼミでは3年の年末までにはビジネスコンテストなどは終了しますので、その実績をまとめさせ、就活のときに強くアピールすることを勧めています。このようなことから例年、就職も非常に順調で、大手企業、成長企業、公務員などの内定を多数獲得しています。和田ゼミ生の就職先・内定獲得先の実績として、近年の主なものだけでも、以下の表に示しました(太字は今年度の主な内定獲得実績)。ただ最近は、企業には就職せず、自ら起業する和田ゼミ生も増えてきました。
アクセンチュア(2年連続)、デロイトトーマツコンサルティング(2年連続)、KPMGコンサルティング、EY(Ernst&Young)ストラテジーアンドコンサルティング、日本総合研究所、日本M&Aセンター、電通、博報堂、アサツーディケイ(ADK)、ジェイアール東日本企画(jeki)、プラップジャパン、大和総研、デジタルホールディングス、電通デジタル、シナジーマーケティング、ベイカレント・コンサルティング、オービックビジネスコンサルタント、レバレジーズ、日鉄ソリューションズ、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(DAC)、日本電気(NEC)、日本IBM、ヒューレット・パッカード、SCSK、NTT東日本、NTTデータ、NTTドコモ、KDDI、日本郵便、楽天、アマゾンウェブサービスジャパン(AWS)、三菱UFJインフォメーションテクノロジー、みずほリサーチ&テクノロジーズ、日立システムズ、ソフトバンク、大塚商会、ノジマ、スカイライトコンサルティング、トライグループ、マイナビ、パソナ、ベネッセ、リクルート、パーソル、サニーサイドアップ、オリエンタルランド、共同テレビジョン、日本通運、東北電力、JFE 商事、阪和興業、山善、JTB、小田急電鉄、全日本空輸(客室乗務職)、スカイマーク、Peach Aviation、 JALスカイ、ゼンリン、サイバーエージェント、シスコシステムズ、LINEYahoo!、トレンドマイクロ、テンセントジャパン、アビームコンサルティング、Ascent Business Consulting、SKY、Aiロボティクス、RegritPartners、Michale Page
東京海上日動火災、三井住友海上、日本生命、明治安田生命、第一生命、住友生命、アフラック、メットライフ生命、損保ジャパン、あいおいニッセイ同和損保、日本政策金融公庫、商工中金、農林中央金庫、ゆうちょ銀行、みずほ銀行、りそなG、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、あおぞら銀行、オリックス銀行、SBI新生銀行、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、大和証券、みずほ証券、SMBC日興証券、七十七銀行、横浜銀行、静岡銀行、日本信用情報機構、日本年金機構、SMBC信託銀行、三菱UFJニコス、オリエントコーポレーション、三井住友カード、ジェーシービー(JCB)、三菱商事フィナンシャルサービス
富士通、大日本印刷、キーエンス、村田製作所、パナソニック、東芝、三菱電機、Lenovo Japan、日清食品、TOTO、アサヒビール、サッポロビール、キリンホールディングス、LOTTE、伊藤園、アサヒ飲料、三菱食品、キユーピー、スターバックスコーヒー、コクヨ、バンダイ、オンワード樫山、三陽商会、ファーストリテイリング、ジーユー、興和、大正製薬、SUBARU、三菱自動車工業、日野自動車、いすゞ自動車、スズキ自動車、ミサワホーム、タマホーム、長谷工コーポレーション、中央日本土地建物、三井不動産、野村不動産、東急リバブル、住友不動産、三菱地所レジデンス、大和地所レジデンス
中央大学専任職員(昨年度2名が就職)、国家一般職、東京国税局、東京特別区(港区)、東京都庁、群馬県庁、さいたま市役所、つくば市役所、JAF
毎週火曜4限(3年ゼミ)、5限(2年ゼミ)に6203教室で授業をしています。授業参観期間内はもちろん、参観期間外でも大歓迎ですので、ぜひ和田ゼミの雰囲気を体感してください。授業参観のことが入ゼミ選考の面接時には話題に上がりやすいですので、見学するだけではなく、発言して印象を残してもらうのも良いかと思います。
和田ゼミ公式X(旧Twitter)では、ふだんのゼミの様子や入ゼミに関するヒント、FAQなども随時アップされます。DMなどで気軽に質問してもかまいません。
教員(和田)による説明会は下記の通りです。
2024年11月11日(月)・12日(火)・13日(水)・15日(金)・19日(火)
時間はいずれも昼休み(12:30~13:20)、会場は6203教室を予定しますが、変更の可能性もありますので、必ず学部事務室や和田ゼミX(旧Twitter)などからのお知らせを確認してください。ハイブリッドでのリアルタイム配信ならび録画動画配信も予定していますが、可能であればぜひ対面で参加して、ゼミ選びの参考にしてください。