鳥居 鉱太郎ゼミ
Koutarou Torii seminar

演習テーマ『経済社会の基盤である情報技術を学ぶ』

人工知能(AI)をはじめ高度な情報技術が私たちの生活でどんどん活用されています。こうした機能は、「ソフトウェア」と総称されるもので実現されています。したがって、ソフトウェアの仕組みを知ることは、現代社会の基盤となっている情報技術の実態や課題を把握するのに必須の事項であると思われます。本演習ではこうした点をふまえ、ソフトウェアを中心に幅広く情報技術の世界を体感します。そして、本演習で論理的な思考能力を身に着けることが期待できます。

活動内容

演習1

PCやスマートフォン等で毎日のように利用している人が多いWebシステムについて、それがどのように運用されているのか、実際にソフトウェアで構築し動作を体験します。具体的には、大学のPCでPHPやMySQLといった道具を用いて、データや命令を記述していきます。Webシステムの作られ方を知ることにより、社会のどんな業務も、応用して深くとらえられる感性を磨きましょう。そして仕事の基本として処理される情報の特徴や問題点を自身で考えられるよう力をつけ、業務をさらに進化させていける素養へとつなげる学習をしていきます。

演習2

プログラミングの基礎を学びます。演習1と同様に情報というものの扱い方や性質をとらえていきますが、重要な点として「論理的な思考方法」を学べることが挙げられます。いまのところ、コンピューターは論理的に構築され論理的に動作するように出来ています。したがってソフトウェアを学ぶことは、「課題をいかに論理的に分析して解決していくか」という力をつけるのに適しています。このことは、ローカルであれグローバルであれ、社会で活躍する際にとても大事な素養となります。これは「グローバル化」で求められる能力でもあるとも思います。

ゼミ紹介

履修にあたって専門の知識は全く必要ありませんが、宿題・課題は多くなります。情報処理技術者試験受検など、各自の日々の学習成果を重要視しています。可能な範囲で学外での研修も予定しています。

不明な点や質問は ktorii@tamacc.chuo-u.ac.jp まで気軽にどうぞ。

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