田村 威文ゼミ
Takefumi Tamura seminar

演習テーマ『財務会計の基礎理論とわが国の会計制度』

当ゼミでは会計に関する研究・学習を行っています。ゼミ生のうちの半数ほどは、公認会計士・税理士・国税専門官などの会計専門職を目指しています。

年次ごとの活動

ゼミの内容ですが、2年次は財務会計の中級レベルのテキストを講読します。分担を決め、毎回担当者がテキストの内容を報告します。その報告に基づいて、ゼミ生の間で議論することにより、理解を深めていきます。2019年度はゼミのテキストとして、平野智久著『ケースブック財務会計』(新世社)を用いました。

2年次の終わり頃から3年次前期は、2~3名ずつにわかれて、グループ研究を行います。グループ研究では会計に関する幅広いテーマが選択されています。2019年度のグループ研究のタイトルは、「トヨタの原価企画と原価低減活動」「バイオ業界の研究」「外食事業3社の経営分析」「IFRSの過去・現在・未来~日米の会計基準の比較とともに」「世界の関税問題~翻弄される日本経済」「近世日本簿記の歴史」でした。

3年次後期から4年次は個人研究に取り組みます。そして、その研究成果は卒業論文として完成させます。卒業論文のテーマは、経済または経営に関するものであれば何でも認めています。会計学のゼミなので、卒業論文は会計や監査、税法に関するものが比較的多いのですが、年によっては金融や企業経営など、会計以外のテーマの方が多いこともあります。提出された論文はまとめて簡易製本し、『田村ゼミ卒業論文集』を作成しています。

ゼミ紹介

ゼミの公式行事としては、4月に新歓コンパ、9月にゼミ合宿、2月に追い出しコンパを実施します。ゼミ合宿は2・3・4年合同で実施し、勉強半分・娯楽半分といった感じです。ゼミ合宿では3年生がグループ研究の成果について、パワーポイントを用いて発表します。年によって内容は異なりますが、ゼミ合宿ではスポーツやバーベキュー、飲み会なども行います。

なお、追い出しコンパの日には卒業論文報告会を実施します。卒論報告会は、報告を行う4年生にとっても、これから卒論を執筆するゼミの後輩にとっても、意義深い行事であると思います。

当ゼミでは数年に1度、公式行事としてOB・OG会を実施し、現役ゼミ生とゼミOB・OGの交流を図っています。右上はそのときの写真です。なお、現役ゼミ生とゼミOB・OGの非公式の交流会(飲み会?)は、毎年のように開催されています。

(注)このゼミ紹介は2019年10月に作成したものです。2020年度と2021年度は新型コロナ対策のため、ゼミの多くはオンライン形式で実施し、コンパや合宿などのゼミ行事は行っていません。

教員プロフィール
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