武田 勝ゼミ
Masaru Takeda seminar

演習テーマ『「今ここ」で考える日本経済』

活動内容

「「当たり前を疑う」。武田ゼミでは、卒業まで徹底してこのことを学びます。
2年次のGFSでは、韓国の釜山教育大学との交流会(英語でのプレゼン+ディスカッション+オンライン研究発表会)を実施します。このための準備は、自分たちの「当たり前を疑う」ことから始まります。釜山・ソウルでの実態調査も行います。たとえば、安重根による伊藤博文暗殺事件。韓国ではどのように評価されていると思いますか?これらの活動を通じて、「当たり前を疑う」スキルの重要性と難しさを実体験していただきます。

3年次は、学内のプレゼン大会に参加します。研究は、「当たり前を疑う」という姿勢から始まります。
「『今ここ』で考える日本経済」という演習テーマにそって、現在の問題を考える場合も、今(歴史的アプローチ)・ここ(国際比較)という視点から研究します。研究テーマはゼミ生が自由に決定します。財政、労働、社会保障、地域活性化、環境など、テーマは多岐にわたります。現時点で研究テーマが決まっていない方こそ大歓迎です。
また、毎年12月には立教大学の関口ゼミと横浜国立大学の伊集ゼミとの交流討論会を実施しています。

4年次は、卒論執筆です。社会に出る前に、改めて個の能力を高める時間としています。2年次3年次のグループワーク中心の活動と、4年次の卒論執筆を通じて、「当たり前を疑う」を三度実践してもらいます。

以上のように、武田ゼミでのすべての活動は、「当たり前を疑う」という学びにつながっています。こうした学びを通じて、皆さんが卒業後どの世界に進んでも役立つ汎用性の高い能力を身につけることができると考えています。武田ゼミの学びのゴールは、就活にあるのではなく、社会に出てからの活躍を選択できる人材の育成にあります。

ゼミ紹介

武田ゼミには、「大学で本気で学びたい!」、「成長したい!」と思っている学生が集まります。そのような意欲の高い学生が集まるため、学生同士で常に刺激を受けあっているようです。

ゼミで指導教員が司会をするのは2年前期まで。その後は卒業まで、テーマや教科書の決定、合宿や食事会などの企画、毎週のゼミ内容の決定、運営等、すべてゼミ生の自主性に任されています。ゼミ生は自主的にサブゼミ(ゼミ生だけの勉強会や発表の準備等)を行い、よく学んでいます。正規授業時間にサブゼミ時間も合わせたゼミ活動全体の中で、教員が一方的に話している時間は1割にも満たないと思います。そのため、定期試験の勉強時間もきちんと確保してもらうため、定期試験2週間前には、ゼミ活動絶対禁止令を出しています。

武田ゼミの象徴は、メンター制度です。経験者の先輩が、皆さんのGFSやプレゼン大会の準備をサポートするしくみです。身近なロールモデルである先輩の姿に刺激を受けつつ、皆さんは一歩一歩着実に、しかし自分でも驚くほどの成長を実感しながら武田ゼミのプログラムに取り組むことができます。

そうした学びの甲斐もあって、武田ゼミでの活動が、論理的思考力やプレゼン力、協調性といった力だけでなく、これまでの学びの質そのものを大きく変える楽しい学びの場になっている、というのが歴代ゼミ生の感想です。
また、個の能力を高めるだけでなく、2年次のGFS(6カ月)と3年次のプレゼン大会(8カ月)の準備では、チームメンバーを入れ替えて班活動を行います。ここでも、将来、チームで仕事をするためのコミュニケーション能力をはじめとした多くの学びを得ることができるため、就活でも、「ゼミがガクチカ」、になります。

【みんなががんばるから、まじめな人が浮かないゼミ】。そんな環境で全力で学びたい方、心から歓迎します。

教員プロフィール
研究者情報データベース

経済学部ゼミ一覧を見る(トップページへ)