佐藤 拓也ゼミ
Takuya Sato seminar

演習テーマ『現代の資本主義と日本経済について考える ― 理論的・実証的アプローチ』

活動内容

2年次

前期

現代資本主義や日本経済、経済理論についての文献講読と討論

8~9月頃

夏合宿(2~4年合同)(グループ分けとテーマの決定、レクリエーション)

後期

現代資本主義や日本経済、経済理論についての文献購読と討論
インナー・インター大会、プレゼン大会(3年次)に向けた準備

1~3月頃

春合宿(2年生のみ)(大会用の共同論文の趣旨の作成、レクリエーション)

3年次

前期

インナー・インター大会、プレゼン大会準備

8~9月頃

夏合宿(2~4年合同)(大会用の共同論文の完成、レクリエーション)

後期

プレゼン大会、インナー大会(関東)、インター大会(全国)への出場
※サブゼミはグループ毎に適宜開催

4年次

前期

月に1回程度の顔合わせ

8~9月頃

夏合宿(2~4年合同)(下級生の指導と演習論文作成計画)

後期

演習論文作成、3年生のインナー・インター大会へ議長団として参加

1~2月頃

演習論文完成、論文集製本、送別会

※その他、随時、懇親会など。

特徴・雰囲気

ゼミの特徴は、「自由」。教員からの条件は、3年次のインナー大会、インター大会、プレゼン大会の出場と、4年次の演習論文(卒論)執筆の2点だけです。その他は、毎時限出席し、班ごとの任意のサブゼミなどに積極的に参加してくれれば結構です。したがって、テーマの設定や勉強の方法なども、もちろん自由に決めてもらって構いません。

しかしなぜ「自由」で良いのでしょうか。
ひとつは、教員が課題を一方的に与えて学生が勉強しても、それでは真の力にならないからです。そして、何より、大学のゼミとは、間違っているかもしれない意見や曖昧な考え方も含めて、自由に考えを言い合える場でなければならないからです。教員が一方的に正解を教えてしまえば5分で終わることでも、あえて熱い議論を闘わせて、そのなかから自分なりの意見が生まれてくることが大事なのです。ですから、ゼミで最も重視しているのは、全員が臆することなく討論できる(しゃべれる)ようになることです。

最近では、一方通行で分かりやすく見せるプレゼンテーションの技術が、ますます重視されるようになっています。しかし、このゼミでは、双方向での討論の能力を養うことを特に重視しています。したがって、特に3年次にはインナー大会・インター大会(討論大会)に出場し、他大学の同学年の学生たちと議論することで、論理的な思考力や発言力を含めた討論の力を養っていきます。学内外のプレゼン大会に出場する場合にも、討論大会と同様に、論文執筆をベースに論理的な思考力を養うことを重視しています。

勉強内容

広く、現代の資本主義とは、日本経済とは、経済学とは、を考えることを基礎にしています。2年次に基礎を固めながら、2年後期からはインナー大会、インター大会、プレゼン大会に向けて数名ずつ4班程度に分かれて、下記のように自由にテーマを設定して、勉強を進めていきます。

話すことが好きで議論に参加してみたい人、逆に今は話すことが苦手なので鍛えたい人、現代資本主義や日本経済について深く考えてみたい人等々、お待ちしています。また、マルクス経済学やマクロ経済学などの理論的な面からのアプローチも重視していきたいと思いますので、そうした分野に関心がある人も待っています(ただし、これらの科目の過去の成績は一切問いません)。なお例年16~20名程度を募集の目安としています。

最近の班別の大会出場テーマ

2022年度 3年生

2023年度 3年生

2024年度 3年生

教員プロフィール
研究者情報データベース
学生記者による教員インタビュー

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