宮本 悟ゼミ
Satoru Miyamoto seminar
演習テーマ『生活・労働問題と社会保障』

演習テーマ『生活・労働問題と社会保障』
2年ゼミの主要課題は、社会保障の基礎理論を身につけることです。そのため、社会保障理論の基本書をゼミ生全員で輪読することがゼミ活動の中心となります。
毎回、1~2名のゼミ生が報告者となり、担当する章の①レジュメ作成、②概要説明、③関連学説の紹介等を行います。その他のゼミ生は事前にテキストを読み込んだ上で質問を用意することが義務づけられており、その質問をめぐって報告者を含むゼミ生同士の議論が展開されていきます。また、関心のある社会保障問題をテーマにした個別論文の執筆も進めてもらいます。
各種イベントは、コロナ禍の影響で開催を見合わせてきましたが、2022年度春から徐々に正常化しつつあります。具体的には、5月のゼミ対抗スポーツ大会、9月の2・3年合同合宿(静岡県伊東市)など、文武両道のゼミ活動を通じて親睦をより一層深めることができました。さらに、後期は学外プレゼン大会に参加する予定です。通年開講の2年ゼミは2018年度に開始したばかりなのでまだ手探りの部分はありますが、コロナ問題が落ち着いたら、5月のゼミ対抗スポーツ大会に加えて、従来から実施していた合宿を継続して行う予定です。ちなみに、2018年度の春合宿は長野県志賀高原、2019年度夏の2・3・4年合同合宿は栃木県鬼怒川で、≪ゼミ内プレゼン大会≫や趣向を凝らしたレクを通じてさらに親睦を深めることができました。(2020・21年度は中止)
3年ゼミでは、学内外のプレゼン大会・インナー大会・インター大会への参加を視野に入れて、ゼミ論文作成を活動の中心に据えます。具体的には、まず、自分たちの関心に基づいて共同研究テーマを設定した上で文献研究・実態調査などを進めていきます。そして、その成果を基にして、各種大会における報告の柱となるゼミ論文をゼミ生一人ひとりが分担執筆していきます。2022年度は、教育保障・子育て支援待機児童問題・高齢者の貧困問題医療保障・老齢年金・ひとり親世帯の貧困養育費問題・障害者福祉・企業福祉・社会保障の国際比較など、多岐にわたる社会保障・社会政策分野を広く取り上げ理論的視点から考察を加えました。
3年次の行事としては、6月のゼミ対抗スポーツ大会、夏休み中の2・3・4年合同合宿、10~11月の学内プレゼン大会、11~12月のの学外プレゼン大会インナー大会・インター大会などが予定されています(コロナ問題の収束状況による)。
4年ゼミでは、全員が卒業論文を執筆します。活動内容は、各ゼミ生が個別に執筆する卒業論文の途中経過を発表し合い意見交換をする、というものです。卒業論文作成のペースメーカー的役割を期待して、4月から年末まで定期的に集まることになります。
入ゼミ時に交わされる約束事は 4点(無遅刻無欠席・卒論提出など)ありますが、ゼミ運営に関しては「ゼミ生の主体性を尊重する」という基本方針が掲げられています。