井村 進哉ゼミ
Shin-ya Imura seminar

演習テーマ『グローバル化の中の日本の金融システムの研究』

ゼミ紹介

井村ゼミでは、日本の金融システムを国際化、グローバル化の中で捉え、実証的に研究します。担当教員は、本学部1978年卒。本学大学院商学研究科、小樽商科大学を経て、1996年度より本学部教授着任。専門は比較金融システム論で、財政と金融の中間領域となる公的部門の投融資活動を住宅金融、農業金融を中心に米、日、韓、中で比較研究を進めています。またもうひとつの国の金融活動で、現在最も深刻な問題でもある国債問題の国際比較も専門です。

ゼミ卒業生は 10期を超えました。ゼミの研究テーマの関係上、金融業界で活躍しているOB・OGも多いですが、事業会社などで財務部門を志望する人をはじめ進路は多様です。アナリストやファンドマネージャーの仕事を学ぶインターンシップ科目=金融エコノミストコースの履修もしてください。

活動スケジュール

ゼミでは、2年次の入室決定直後から、夏休み中に家計部門、政府部門、事業会社、金融業態など経済部門や業種・金融業態ごとに担当領域を決めて、マニュアルに沿って財務分析を進めます。そして後期が始まる前の9月合宿でマニュアルに沿ってレポートを作成し、報告することがゼミ継続の条件となります。「財務諸表で物語が語れる」、「簡単な統計処理は当たり前」、「他大学に負けない論文を書く」がスローガンです。
2年生の秋には、毎回全員が分担して「日経テレコン」で検索した記事に基づく経済情勢報告会を行い、また『経済財政白書』などを輪読して年度末には全員が財務分析レポート、経済分析レポートなどの成果物を出すようにします。それを基礎に3年次には統計的な分析手法を取り入れた共同論文を執筆し、夏休みにはほぼ完成させるところまで進めます。

その上で9月には、経済学部の「グローバル・フィールド・スタディーズ」プログラムを利用して、海外調査を行い、論文を完成させます。(追加単位付与あり。)さらに学内プレゼン大会(10月)、インナー大会(11月)、証券ゼミナール大会(12月)に連続して参加します。もちろん4年次に自分でテーマを設定し卒業論文を執筆することが入ゼミの条件です。

「全員が自分の持ち場をもつ主体的な参加者となってはじめて、ゼミナリステンである」をモットーにゼミを運営しています。年間の行事は、9月の秋合宿(3年生は別途海外調査旅行を予定)、2月上旬の年度末・卒業論文報告会合宿、および6月のゼミナール大会参加論文方針決定・卒論中間報告合宿の3回のゼミ合宿を行います。

経済学部 新着ニュース 掲載履歴

【ゼミ】井村進哉ゼミ・鳥居伸好ゼミが韓国の大学で研究報告・研究交流を行いました。 【ゼミ】経済学部 井村教授のゼミ生が「証券ゼミナール大会」において優秀賞を受賞しました。
教員プロフィール
研究者情報データベース

経済学部ゼミ一覧を見る(トップページへ)