堀内 英次ゼミ
Eiji Horiuchi seminar

演習テーマ『第四次産業革命下の日本経済に関わる諸問題』

活動内容

ゼミの目的は、考える力や、人と協力する力を磨くことです。
皆さんは、普段テレビや新聞、講義などで大小さまざまな論考や分析に触れても、考える力が身につかないということはありませんか?
班活動でも、授業内の軽い議論に終わらず、知恵を出し合い納得のいく作品を作っていく、そんな班を作ってみたいと思う人はいませんか。
このゼミでは、 “考える力”、“人と協力する力”の基礎を皆で身につけることを目指します。この二つは、一人で身につけるのはとても難しい。しかし将来必ず役立つと思うのです。

ゼミのスケジュールは以下の通りです(あくまで予定です)。

2年次

第四次産業革命の中にある日本経済全体に関わる広いテーマを題材とし、政策や企業戦略など大小様々な論考や論争を皆で批判的に検討します。さらにはグループごとに興味のあるテーマを自由に選び、自分たちでもデータ(分析)などにより根拠を示しながら改革案を実際に策定してみます(テーマは例えば起業支援、解雇規制の緩和、移民受け入れ、働き方改革や脱炭素などから自由に)。様々な論考を批判的に検討する中で、「多角的に、論理的に、かつ構造をとらえて考える技術」を皆で身につけていきます。また、小さな共同研究をメンバーを変えていくつか経験することで、様々な人と関わり共同作業を運営する経験を積んでいきます。

3年次

グループごとにより新たに自由にテーマを設定し研究を行ないます。2年次より長期のプロジェクトに取り組むことで、必要に応じてデータ分析を含む経済学的手法をさらに学びます。希望者については、学内のプレゼン大会や学外の発表会にもグループで参加します。共に目標を高く持つほど共同作業にも力が入ります。是非積極的に内外の大会にも参加してもらえればと願います。

4年次

個人で自由に研究テーマを設定し、自由に研究することで、考える技術、文章力、伝える力の総仕上げを行います。
尚、夏休みには交流もかねて、2,3年生合同で夏合宿を行います。内容は未定ですが、後期に向けた研究発表、希望があれば企業訪問なども考えています。

ゼミ紹介

ゼミのモットーは「自分を知る、人を知る、社会を知る」です。3年間のゼミ活動を通じて、自分の興味や能力、人との関わり方やそこでの自分の活かし方など、それらを発見できるゼミにしたいと思います。また、経済社会制度や産業、地域の課題について知るために、文献調査はもちろん、学生の希望に応じて、企業訪問や現地調査、外部講師の招聘なども検討します。

何しろ本演習はまだ2023年度に開講したばかりですので、大枠の方向性は教員が示しつつも、研究の方向性や学習形態など、詳細についてはできる限り学生の希望を尊重して決めていきたいと思っています。ゼミ生一人ひとりがゼミ外でやりたいことも両立できるよう、原則として毎学期の半分は個人発表にし、もう半分はグループワークを行うため班単位でゼミ外の勉強会などにも取り組んでもらう形式を考えています。ゼミ生がゼミ内外で確かな経験が得られるよう、メリハリをつけてゼミを運営していきたいと思っています。

ゼミでは「ゼミでの楽しい交流」も大切にします。ゼミ生の希望を踏まえつつ、教員主催で懇親会、バーベキューやスポーツなど、交流の機会を定期的に設けたいと思っています。
共に学び、共に成長したい人の参加をお待ちしています。

教員プロフィール
研究者情報データベース

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