阿部 正浩ゼミ
Masahiro Abe seminar

演習テーマ『身近な経済・社会問題を実証分析してみよう』

活動内容

演習1(2年時)では、皆さんの研究能力の基礎を築きます。経済・社会問題を分析するために、経済学や計量経済学の理論だけでなく、データを分析するためのテクニックをみんなで勉強したいと思います。また、『経済財政白書』や『労働経済白書』を読んで、現代の日本経済・社会が直面している課題についてディスカッションもします。

演習2(3年時)では、4人一組のチームを4チーム作り、それぞれのチームが自由に研究テーマを決め、プレゼンテーション大会に向けて研究を行います。具体的には、研究テーマに関連する先行研究を輪読したり、チームでディスカッションしたりしながら、分析仮説を考え、それを検証し、最終的には調査研究報告書を纏めてもらいます。仮説検証の方法としては、計量経済学的な手法を用いるだけでなく、企業訪問などによるインタビュー調査も用います。

演習3(4年時)では、一人一人が自由に研究テーマを決めて、卒業研究を書いてもらいます。研究の進め方は演習2のときのチーム研究と同様です。

ゼミ紹介

このゼミでは、身近な経済・社会問題について(ⅰ)問題を発見し、(ⅱ)仮説を考え、(ⅲ)検証し、(ⅳ)問題解決する、という4つの能力を身につけることを目標としています。さらに、発表や論文執筆を通して、コミュニケーション能力やチームワークといったスキルの涵養も目標としています。また、計量分析する能力も身に付けることができると思います。

毎回のゼミでは、上の4つの能力の前提となる基礎力をグループディスカッションやディベートを通して身につけるようにしたいと思っています。

★ゼミOBには、経理研や宅建などの資格取得や教職課程等と両立できた人も沢山います。ゼミを迷っている方は話を聞きに来るだけでもどうぞ(^_^) また、状況が許せば、飲み会を開催したり、合宿に行ったりしたいと思います。OB回も毎年開催していて、非常に仲の良いゼミです!(^0^)

教員プロフィール
研究者情報データベース
学生記者による教員インタビュー